吉野家事件!!

今は無き、某市ナンバー2旅館「吉野家(支店)」某地域に12・3年通った内の2/3はこの旅館を利用した!しかも部屋も決まっていて「利根」と「荒潮」の二間ぶち抜きの部屋20畳位かな?
そこに4人でも泊まっちゃう豪の者!

とっ!ここまでなら単なる我侭者だが、この部屋普段は”物置”として使っていて、合宿等の団体客が有った時に使う”非常用”なのだ!
(ブロック塀で外は見えず、花火を見るためには、縁側に出て不自然な姿勢でやっと一部が見える様な部屋)
そこへ、たまたま花火大会の当日に予約を入れた時、上客の為にせっかく女将が花火を台船の真正面の二階から見れる最高の部屋を用意してくれたのに対し、
「”利根の間”じゃなきゃお宅には泊まらねぇー!」とだだこねて、先に利根の間に入ってた客を、最上級の部屋に追い出し、最末の部屋に入り、他の客の倍の料金払ったって事で、
”伝説の客”になっちゃった(^^;。。。

※最初に予算を聞かれ前年の一人8千円を提示したのだが、”ビジネス旅館”にランク落とした吉野家の通常料金は¥4.500だったのだ!

そう!お前らの追加料金は払うから、最上級の部屋と、最末の部屋を交換しろと、札びらでほほひっぱたいて追い出した訳だ!(笑)
(普通逆だろう~!)

以来、盆の予約で「利根の間」って言うと、必ず空いてる状態に。
※七月末の電話
俺「あの~!盆なんですが部屋空いてますか?」
吉「。。。何時も来られてる方ですか。。。」
俺「あの。。。利根の間の。。。」
吉「ああ!大沢さんね!」
俺「はい。。。(いや。。。今回の幹事は違う(俺)んだけど)」

こんな事も有った
夕食に見た事が無い小ぶりの鯛らしい魚が各膳に一匹ずつ乗ってた時、「これ何?」と聞くと女中さんは申し訳なさそうに「ハナダイ」と、
(ハナダイ(チダイ)、真鯛釣りの時のハズレ魚)
皆食べた事無いし旬で美味かったので「流石板さん!って、お礼言っておいて!」と言ったら、翌日のお弁当まで用意してくれちゃた!(ハナダイ:仕入れは安い魚らしい、経営厳しい中で色々工夫してくれた事に感謝したのだが)

他の宿でも、必ず1万5千~2万5千円(中から上)程度の刺身盛りをオプションで付けるのが恒例になっていたが、単なる高級魚を出すだけの宿と、一ひねり加えてくれる宿ってはサービスで歴然に違う。

ある宿では、主役の鯛より付け合せの”イカ”に人気が集中(口の中で溶けた)!あまりの美味さに、挨拶に来てくれた板長に、鯛を褒めずにイカばかり褒めてしまった!(^^;ゞ
(どうも、鯛(¥8、000)までの客は居るが、その上は中々無い様で、試行錯誤したらしい)
(鯛が残って居るのを気にして「美味しくなかったですか?」とまで言わせてしまったし。。。)
イカでご飯食い過ぎて(おひつ2回御代わりした)、鯛が半分余ってしまい、板長に申し訳なくて、最後は死ぬ気で残った刺身を胃に押し込んだ・自爆

ある意味”嫌な客”だったかも知れない、払った金額に見合う”ネタ”出すだけでは満足しない、ネタの値段は関係無い!
”旬”で”美味いもの”出せ!と。